気紛れDIARY
: 安倍 寧 Official Web Site

ニューヨークの街角から

2005年08月17日

 

ニューヨークに来ています。去年の3月以来ですから1年5ヶ月ぶりということになります。この街の沸き立つような創造的エネルギーから刺激を受けたくて、少なくとも年に2度は訪れたいと思っているんですが、今回は少し間が空いてしまいました。

 

真夏にこの街を訪れていちばん困るのは、必要以上に冷房がきき過ぎていることでしょうか。私なんか長袖のシャツにジャケットといういでたちなのに、震え上がってしまう。

しかしアメリカの男性たちは、ポロシャツ1枚、二の腕丸出しで平気なようです。とどのつまりは皮下脂肪の体積量の違いでしょう。というわけで劇場でもレストランでも冷房が絶えず気になって仕方がありません。

もうひとつニューヨークで気になってしまうのは、異常なほど太っている人が目につくということです。端的にいって肥満体の人がやたらと多いように思えるのです。もしかするとファーストフード、あるいはジャンクフードの食べ過ぎではないか。ここで特定ブランド名を口にしたら訴訟を起こされかねないので、口が裂けても沈黙を守りますが。

ブロードウェイのミンスコフ劇場へ「屋根の上のヴァイオリン弾き」を見に行った夜のこと。私の左隣のもうひとつ左隣に、席ふたつ分とってもまだはみ出してしまうほどの巨体の中年男性が座りました。とたんに、真うしろのあたりの女性客が悲鳴に近い叫び声を上げました。「どうしよう。舞台が見えなくなってしまうわ。」割合小柄な人たちだったので、同情を禁じ得ませんでした。前々から100ドルも切符代を払って、今日という日を楽しみにしていたでしょうに。太っている人は劇場へ来てはいけないなどとは申しません。でも切符を買う時、周囲の人たちに迷惑をかけない席を選ぶという配慮くらい、あってしかるべきでしょう。この日もほかに肥満体の観客がいないわけではありませんでしたが、いちばん端の席とか気配りを見せていました。

そうそう、私の隣の隣の客は休憩時間に立ち上がりもしなかったし、私がじーっと観察したところでは、観劇後も大半の客が捌けたのち、連れの3人の女性によいしょとばかり引っ張り上げられ、やっとのことで立ち上がるという始末でした。アメリカという国は冷房でも肥満でもどこか度を越したところがあるんじゃないか。これが私の偽らざる感想です。東洋では「過ぎたるは及ばざるがごとし」っていいますよね。

カーネギー・ホールが目の前の7番街57丁目の角で加山雄三さんとばったり会ってしまいました。彼とは1966年に「君といつまでも」が大ヒットしたときぐらいからの知り合いです。なんでもこの秋にカーネギーでワンマン・ショーをやるとかで、今回はそのパブリシティ取材のためにきているとのことでした。差し詰め「ニューヨークの若大将」ってところでしょうか。街ゆく日本女性が目ざとく彼を見つけ、次々にツーショットの申込みをしていました。

1968年でしょうか。加山さんのキャンピングカーでロサンゼルスからラスヴェガスまで、ひと晩かけてドライヴしたことがあります。彼も私もロスにきていて、ヴェガスの山奥でクレー射撃をやるという“若大将”に同行したのです。「随分ご無沙汰でしたね。ラスヴェガス以来じゃないですか。」といっていましたが、そんなことはありません。帝国ホテルで開かれた芸能生活30周年かなにかのショーでもお会いしてますよ。ことしは加山さんがこの道に入って45周年とのこと。カーネギー・コンサートもその記念イヴェントの一貫と聞いています。クラッシックの殿堂に「ぼくはしあわせだなぁ」というあの科白がこだまする瞬間を想像すると、なんとなく愉快になってくるじゃありませんか。

※ここからは撮ってきた写真のご紹介です。

 「Monty Python’s SPAMALOT」の劇場の前で。今、いちばん大当たりの“お笑いMusical”です。 

 ブロードウェイの一角、シューバート横町で。 

日本レストラン「Nobu」がニューヨークで三つ目の店を57丁目に開きました。予約をとるのが大変なほど大当たりしています。Edamameが大人気です。

 

2005年08月17日 09:52

コメント

最近会社でおみかけしてないですが、充実した毎日を過ごされているようですね(笑)
私もa-nationが終わったらゆっくり充電したいと思います。

投稿者 コーキ : 2005年08月19日 21:38

先生が楽しくミュージカルを鑑賞している姿が、
目に浮かびます!

そちらは、とても寒いようで風邪などひかないで下さい!

コーキさんだけでなく、皆寂しがっていますよ!

早く帰ってきてくださーーーい!!!

投稿者 トシ : 2005年08月19日 23:56

 安倍先生の日記毎回拝見させてもらっています。
これからも先生の日記楽しみにしています。

投稿者 ありむ~ら : 2005年08月20日 19:34

先生!HP開設おめでとうございます。
原田さんからお知らせメールが来たので、
すぐに覗いてしまいました。
これからまた旬のお話が垣間見れるのですね。
楽しみです。

投稿者 猫耳:大場麻衣子 : 2005年08月25日 23:45

サイト開設おめでとうございます。

アメリカの小学校では最近ようやく「甘くない飲み物」を供給するようになりはじめたそうですね。ということは、かの国の人たちは小学生のころから甘いものにどっぷり漬かっていたわけで、気の毒としか言いようがないです。

投稿者 おだひろこ : 2005年08月25日 23:49

安倍先生、いろいろな人にHP開設をお知らせしました。
これから、先生からの楽しい情報、美味しい情報を楽しみに
待つ人たちの輪が、さらに広がっていくと思います。

投稿者 原田順子 : 2005年08月26日 02:58

この土曜日、田舎の家でBBQパーティしますので、ぜひお越しください。ハドソン川のに沿って北へ65マイルです。

投稿者 仙石 紀子 : 2005年08月26日 10:11

阿部さん、
Web Site 開設のお知らせありがとうございました。
まだニューヨークにいらっしゃるかどうかはわかりませんが、またいらっしゃったら、お暇な時、ご連絡ください。
何か私で出来ることでもありましたら言ってください。
別に仕事ということでなく。
また、NYか日本でお会いできることを楽しみにしています。
井澤眞知子 

投稿者 Machiko Izawa : 2005年08月26日 10:11

五番街を歩いていらっしゃる、シックなお二人のお姿が目に浮かびます。お戻りになられたら是非、NYのお話をお聞かせください。
 それにしても本当に、おデブも日米ではスケールが違いますね。それに気づいて私も、米製のサプリをゴミ箱に捨てました(笑)。
それでは、素晴らしいご旅行をお続けください。

  ボン・バカンス!!!!!

投稿者 吉村葉子 : 2005年08月26日 10:41

HP開設、おめでとうございます!
ご連絡ありがとうございます。
URLを打ち込んだら、いきなり、先生のフルショットが。
大胆なデザインのトップページ、さすがです!!

これからも、素敵なお話しを、楽しみにしています。

投稿者 滝内泉 : 2005年08月26日 11:45

おかえりなさい そして ホームページ開始おめでとうございます。

こんな難しいことをらくらくと(多分)おやりになることに対してかなりの嫉妬と羨望をおぼえながら拝読しました。
ふとってる人のことはこの前行ったときに強く感じました。つまり太ったひとでも(訴訟おこされるリスク)ミュージカルいけるような景気が常態になったんだなあ、この国は、というのがひとつ。
若い友人でどこかのガンの手術をしたときの思い出話。目方がうんとへったけど体力回復したのでスキーにいったら、「ああ寒いというのはこういう感覚なんだ」とはじめてわかったんだそうです。
                  弟子のひ
(こういうのに投稿するのはじめてなのでどきどきします!)

投稿者 志甫 溥 : 2005年08月26日 12:48

こんにちは。ボーヌの熊田です。
このたびはホームページ開設のご連絡ありがとうございました&おめでとうございます。

トップにダンディーな安倍さんのショット、いいですね! 日記だけでなく、日本酒のお店のページも楽しく拝見させていただきました。

相変わらずお忙しい毎日をお過ごしのようですが、奥様と一緒にまたブルゴーニュにもいらしてください。今年のワインは期待できそうですよ。

投稿者 熊田有希子 : 2005年08月28日 20:15

HP開設おめでとうございます!いつも楽しく拝見させて頂いております(^-^)
安倍先生のコメントとても面白いです♪
劇場に太っちょさん専用の座席もあればいいですね。

私も6,7年前にNYに行きミュージカル「CATS」を観てまいりました。やはりアメリカで観るとまた違った迫力がありますね。
NYにはたった3日しかいなかったので今度の休みにまた行きたいなぁ・・・と考えております。その時は色々穴場など教えてくださいね(^_-)

投稿者 山崎いずみ : 2005年08月29日 12:04

フェンディ

投稿者 prada コレクション : 2013年08月16日 15:08

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